AIに文章を作らせる前に、「何を確認できたら完成か」を一行ずつ決めておくと、確認する場所がはっきりします。きれいな文章かどうかと、日時・会場が正しいかは別の問いです。今回は着手前の確認メモを整理します。
1 成果物と読み手を一つに絞る
案内本文なのか、タイトル案なのか、対象を先に決めます。版、掲載場所、読み手も書きます。「初めて参加する人に向けたイベント案内本文」のようにすると、必要な情報を考えやすくなります。複数の成果物をまとめて「全部よくする」とせず、対象ごとに分けます。
2 印象を確認できる項目へ変える
「正確に」なら日時・場所・申込期限を元資料と照合。「短く」ならどの部分の長さを数えるかを確認。「読みやすく」なら日時と申込方法を別段落にする案を相手に見てもらいます。こうした基準は独自の作業メモで、相手への一方的な条件ではありません。作り始める前に合意を確かめます。

3 不明点と判断担当を残す
架空例として、イベントの申込期限が資料にない場合を考えます。日時と場所が一致しても、期限が未確認なら完成と記録せず、その一点を質問します。確認する担当と返答の希望時点も相談し、答えがないままAIに期限を推測させないようにします。
メモは「対象・版/必須項目/元資料/確認方法/判断担当/未確認の質問」の6欄で十分始められます。文章の好みは別欄に置き、追加変更が出たら範囲や期限への影響を相談します。AI出力を人が確認する役割も、この段階で決めます。
NISTの生成AIプロファイルでは、人とAIの役割や評価の整理が扱われています。ここで示すメモは公式の認定書式ではなく、短い文章仕事に向けた独自の整理例です。
関連noteでは、着手前カード、曖昧な言葉の変換例、記入済みの架空見本、確認連絡文を本文内に用意しました(500円)。まず無料部分の対象とサンプルから確認できます。
AI利用表記:下書きにローカルAIを使用し、出典を確認して編集しました。図はコードで制作しています。
参考:NIST生成AIプロファイル。関連:根拠が見つからないときの確認メモ。


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